AIMERSが、2ndミニアルバム「FULL COUNT」のタイトル曲『CALLED GAME』のミュージックビデオを公開した。
タイトル曲である『CALLED GAME』は、アルバム全体に貫かれた野球というテーマを象徴する、爽やかさと切なさが共存する一曲だ。
『CALLED GAME』というタイトルは、野球用語で「時間や天候などの都合で試合が打ち切りになること」を意味する。楽曲では、この野球の試合を、伝えきれなかった恋の終わりになぞらえている。
「ついに投げられなかったボール、そうして虚しく終わってしまった野球の試合のように、ついに伝えられなかった告白」
公式X（旧Twitter）で公開されたメッセージにもあるように、青春の終わりと共に、伝えられなかった思いが「コールドゲーム」となってしまった切ない心情が描かれている。爽やかなメロディとは裏腹に、胸の奥を締め付けるような歌詞が印象的だ。
爽快なギターサウンドと、重厚なビートが絡み合う『CALLED GAME』のサウンドは、AIMERSの成長を強く感じさせる。デビューからこれまでの経験を経て、より洗練された表現力とパフォーマンス力を手に入れた彼らが、この楽曲で新たな魅力を開花させた。
『CALLED GAME』は、AIMERSがただのボーイズグループではなく、独自のコンセプトと確かな音楽性を持つアーティストであることを証明する一曲だ。新たな一面を見せた彼らの今後の活動から、ますます目が離せない。
