SEVENTEENのS.COUPSとMINGYUによる新ユニットCxMが、初のミニアルバム「HYPE VIBES」をリリースした。そのタイトル曲『5, 4, 3 (Pretty woman) (feat. Lay Bankz)』は、レトロディスコの軽快なサウンドと、二人の大人な魅力が詰まった一曲だ。世界的ヒット曲『Oh, Pretty Woman』をサンプリングしたことでも話題となったこの楽曲とミュージックビデオについて、深く掘り下げていこう。
名曲を再構築した中毒性サウンド
『5, 4, 3 (Pretty woman)』は、ロイ・オービソンの名曲『Oh, Pretty Woman』をサンプリングし、現代のディスコサウンドへと昇華させた楽曲だ。原曲の耳馴染みのあるフレーズに、強烈に惹かれる相手への愛の感情を率直に表現した歌詞が乗せられ、唯一無二の中毒性を生み出している。
この楽曲は、単なるサンプリング曲ではなく、CxMならではのヒップホップとディスコが融合した、新しいジャンルを提示している。ボーカルとして参加した米アーティストLay Bankzのラップも、楽曲にアクセントを加え、全体の魅力を引き上げている。
LAの太陽が輝く、自由なミュージックビデオ
ミュージックビデオはロサンゼルスの太陽の下で撮影され、どこか懐かしい映画のワンシーンのような雰囲気を醸し出している。カラフルでヴィンテージ感あふれる映像美は、楽曲の持つハッピーで自由なムードを完璧に表現。S.COUPSとMINGYUは、飾らない自然体な姿で、楽曲を楽しんでいるように見える。
女性の視点で二人の姿を捉えた演出も新鮮で、二人の持つ魅力をより一層際立たせている。平凡な街角から華やかなパーティーまで、彼らが足を踏み入れる場所は、どこでも視線を集める。MVの最後には、撮影の舞台裏を収めた映像も含まれており、二人の和やかな雰囲気が伝わってくる。
飾らない、率直な魅力のCxM
今回のユニット活動について、二人は「飾らない、率直で自然な姿を見せたかった」と語っている。その言葉通り、アルバム全体の制作過程も自由に進められたという。
『5, 4, 3 (Pretty woman)』は、CxMが持つ新しい可能性と、SEVENTEENとはまた違った魅力を証明する一曲だ。この曲を通じて、二人はファンに新たな一面を見せ、さらなる期待感を抱かせている。
日常を「HYPE」で満たす一曲
『5, 4, 3 (Pretty woman)』は、一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディーで、日常を特別なものに変えてくれる。